うれしいのに
先日、家人が誕生日を迎え食事に出かけた。
そこは私の誕生日に初めて伺ったお店で、また行きたいねと話していたのだ。
訪れたそのお店は前回同様、開店時間から数時間はお客さんがなかなか入店しないので、1時間以上は私達とお店の方2人との計4人だけの空間で過ごす。そう広くないので 自ずとヒソヒソ声での会話に。
美味しいものを食べて飲んで、内装もお店の方の雰囲気も最高なのに、ヒソヒソ話すそのシチュエーションがおかしくて。
そうそう。入店し着席した際の事。
「前回と同じ席ですね」
あ。
覚えている。
家人がどう対応したのか全く記憶にないのだが、私は驚いたのと、何だかくすぐったい気がして、ニコニコして「はー」だか「あは」だか、言葉にならない言葉を返したと思う。
私ったら!!
嬉しいのにね。
びっくりしたんだね。
そんな時、嬉しいと素直に伝えられる大人にならなくちゃ。
随分な大人だけど、変に大人の対応せねばと気負いすぎるんだな。
結果「はー」とか「あは」じゃなぁー。 随分な大人とは到底思えない!