二代目
7/10に書いた思い入れ。
とうとう切れた。
家人が「ここまで履いたら充分でしょう」という。
わかっているけれど、思い入れがあるから。
そんなある日、たまたまショッピングモールの催事場で開催されていた、クロックスのセール前を通りかかった。
これはもう〝時期〟なんだなと思い、家人にも後押しされ、やっとと言うべきか、とうとうと言うべきか、新しいものを購入した。
ピンク系で私のサイズが残っていたのは、ものすごいピンクだった。
まだ見慣れない。 まだ視界に入ると、あっ。と意識する。
縁あって二代目になったスリッパ。いつか普通に見慣れるだろう。また思い入れでいっぱいになってくれるだろう。
切れた一代目。 実はまだ手元にある。 もう少し一緒にいよう。