ファッション低迷期
やっと順番が回ってきた。 次に待っている方がいるから、いつもより早めに読んだ。
・バリエーションを持とうとする事はない
・ワードローブに偏りがあるという事はその人のスタイルがあるという事
・買っていいのは最長でも一週間以内に必ず着る物
・一生ものはない
ここ5年位、ファッションの楽しさがかなり急降下している。
年齢を重ね、体型も肌質も、ファッションに対する考え方も変わってきて、以前のように楽しくないのだ。
お尻のラインはもう出せないから、隠れるものにしないと。 水玉柄に惹かれるが、もう顔とちぐはぐしているのかもしれないから、やめておこう。 タートルネックが好きだが、俯くと肉が乗るしなぁ。
など、着たいものを躊躇なくというわけにはいかなくなり、前述の通り、なんだか楽しくないのだ。
昨年までは、無地のワンピースにタイツで遊んで、ムートンブーツを履くという冬の定番スタイルがあったが、とうとう今年はそれも潮時かもしれないと思うようになり。
今思えば、まさに低迷期に突入したその実感もなかった頃、丁寧な暮らしをされている方々が、書籍に定番として紹介されている衣服を真似した事もあった。
迷走していた。
迷走したくないから定番という響きにすがりたくなったのかもしれない。
今は低迷期と実感をしているし、顔映りのいい色が変わってきたという明らかな変化もあり、楽しむ事より変化を受け止め、人の真似はよくよく考えてからにし、何かヒントを与えてくれるような本をたまに読み、また楽しく感じられる時を待とう。
またその頃、この本を読み返してみよう。