捨てない靴下
一昨年の秋に旅先で購入した、homspunのウールの靴下。
ルーズソックスのような、ゆったりした形なので、重ねばき靴下の最後に履くものとして、とても重宝している。
先日、ふと踵を見たらなんと両方ともうすーくなっていて、下の靴下が透けているではないか! ウールってこんなにデリケートだったっけ?
たまたま雑誌でダーニングという手法を使って、靴下の穴を補修している記事を読んだばかり。
しかし図書館で借りたので、今は手元にない。
躊躇したら2度とやる気が起きない可能性大なので、得意の《うる覚えのまま突き進む》ことに。
確か赤い刺繍糸があったはず! ポイントになって可愛い! 縦糸と横糸の色を変えて、左右縫い方を変えて、実験的にガシガシ縫う。
とにかくわからないままやるので、今回は深く考えずに、とにかく物を大切にしている自分に酔う事を第一に、楽しくガーッと始末した。
酷い出来上がりだが、可愛くて仕方なく、何度も見てしまう程お気に入りに。
なんならすぐにでも穴が開いて欲しいくらい。 次は自分に酔う事より、可愛く直してあげたい。
あー手をかける事って、こんなにも愛着が湧くものなんだなー