陶器市での買い方
貫入の様子が気に入った、白いお皿。 一枚。
ここ数年、益子陶器市は秋だけ訪れていて、一枚ずつの購入になっている。
未だ見る目が育っていないので、我が家にとって使い勝手がどうか、実際に使用してみないとわからないからだ。
なので、作家さんにこれは定番で作られているのか確認をしてからの購入になる。
一年かけて使ってみて、使い勝手が家に合っていると確認できたら、翌年の秋の陶器市で同じ物を探しに訪れる。
大抵、色合いや形が微妙に変化しているが、それもまた楽しかったりする。
少しずつの購入にしたのは、そういった事も大きな理由でもあるし、また、毎年伺いたいからでもある。もうしまうところがないとか、そうなってしまったら、行くのを躊躇してしまうだろうから。
もう一つ購入したのが、左側のカップ。
去年、右側の物を購入し、熱いものを入れても思ったほど熱さが伝わらず、使い勝手も良かったので買い増しを決め、同じ作家さんのところへ再訪した。
同じカップだが、今回はしのぎが斜めに入っていて、また違った感じも良かった。
この様に、いっぺんに買わないと、同じ物に出合えない事も多々あるが、それも面白いと思えるから、この購入方法は私には向いているように思う。
現に一昨年購入し、使い勝手が良かったので買い増ししたいお皿があり、去年も今年も伺ってみたが、大きさが少し変わっていて、購入を見送っているものがある。
一枚ずつの購入は、こういった事も起こるが、それもまた、訪れる楽しみにもなるし、理由にもなる。
後は、シフォンケーキやら焼き菓子やら、和菓子。 お野菜も購入。
楽しかった陶器市。
また来年。